作家紹介

作家 池田あきこ

池田あきこ 近影 本名 池田晶子 東京吉祥寺生まれ
1983年、自由が丘でメーカーのシンボルとして『猫のダヤン』を描く。
1987年より不思議な国わちふぃーるどを舞台に絵本を描き始め、画集、長編物語、また旅のスケッチ紀行など多方面に作品を発表していく。出版書籍は100タイトルを超える。

初期作品から描き続ける「パステル」とライフワークである「旅」を軸にした 「猫のダヤン40周年記念原画展」を2023年松屋銀座を皮きりに、全国ロードを開催予定。
また、原画作品は、河口湖・木ノ花美術館にて常設展示されている。

2024年
  • 柏高島屋にて「猫のダヤン40周年記念 ダヤンの不思議な旅 池田あきこ原画展」を開催予定。
2023年
  • 松屋銀座にて「猫のダヤン40周年記念 ダヤンの不思議な旅 池田あきこ原画展」を開催。
  • 40周年原画展の作品集としての図録書籍「池田あきこ作品集 猫のダヤン40th」刊行。
  • 赤ちゃんになったダヤンの物語とイラスト集「ベイビーダヤンの世界」刊行。
2022年
  • 山口・周南市美術博物館にて「猫のダヤン35周年
    ダヤンとふしぎな劇場 池田あきこ原画展」を開催。
2021年
  • ダヤンと一緒に身近な自然を100%楽しめる絵本「ダヤンと森であそぼう」刊行。
  • 兵庫・姫路文学館にて「猫のダヤン35周年 ダヤンとふしぎな劇場 池田あきこ原画展」を開催。
2020年
  • ダヤンの奇妙な夢をめぐる冒険物語「ダヤン、奇妙な夢をみる」刊行。
2019年
  • 猫好き巨匠二人のコラボ第二弾。ダヤンとジタンの猫猫コンビが謎解く「なぞときダヤン おばけやしきのひみつ」刊行。
  • ムック本「猫のダヤンとわちふぃーるどの世界―ダヤンの物語のはじまり、ヨールカの秘密」を刊行。
  • 岡山・新見美術館にて「猫のダヤン35周年 ダヤンとふしぎな劇場 池田あきこ原画展」を開催。
  • 札幌・丸井今井札幌本店、横浜・赤レンガ倉庫、大阪・阪急うめだギャラリーにて「猫のダヤン35周年 ダヤンとふしぎな劇場 池田あきこ原画展」を開催。
2018年
  • ムック本「ベイビーダヤン ファンブック 赤ちゃんになったダヤンの物語」刊行
  • 高知県立文学館にて「池田あきこ原画展-タシルとフォーンの森」を開催。
  • 劇場版アニメーション作品「ダヤンとジタン」の原作、作画を手掛ける。 イオンシネマにて上映される。
  • 猫好き巨匠二人のコラボ第一弾。ダヤンとジタンの猫猫コンビが謎解く「なぞときダヤン バニラをすくえ!!」刊行。
  • 魔法の本の中に迷いこんでしまったダヤンの不思議な物語「ダヤンと魔法の本」刊行。
  • ムック本「猫のダヤンとわちふぃーるどの世界―ダヤン生誕35周年アニバーサリー」刊行。
  • 不思議な国“わちふぃーるど”を立体的に体感できる「猫のダヤン35周年 ダヤンとふしぎな劇場 池田あきこ原画展」を松屋銀座にて開催。全国巡回を始める。
  • 長野・イルフ童画館にて「猫のダヤン35周年 ダヤンとふしぎな劇場 池田あきこ原画展」を開催。
2017年
  • ムック本「猫のダヤンとわちふぃーるどの世界-わちふぃーるどの季節祭り」刊行。
  • TVアニメーション第3弾「猫のダヤン ふしぎ劇場」の原作本、「猫のダヤン ふしぎ劇場 ~Wonderful World~」を刊行。
  • ホンモノそっくりの素材つきファーストブック「ベビーダヤンえほん さわってダヤン」刊行。
  • TVアニメーション第4弾「猫のダヤン」の原作、作画を手掛ける。TOKYO MXなどにて放送。
2016年
  • ムック本第5弾「猫のダヤンとわちふぃーるどの世界-不思議の国・わちふぃーるど大研究!」刊行。
  • TVアニメーション「猫のダヤン 日本へ行く」の原作本『ダヤン、日本へ行く』を刊行。
  • 2010年から「ボルネオ緑の回廊」プロジェクトで、動物たちに安全な森「ダヤンの森」をプレゼントする活動を続けている。
  • 4月16日[土]-6月26日[日] 岡山・新見美術館にて「ダヤン、新見へ! 池田あきこ原画展 -タシルの街とフォーンの森-」を開催。
  • 7月2日[土]-10月16日[日] 島根・平田本陣記念館にて「ダヤン、出雲へ! 池田あきこ原画展 -タシルの街とフォーンの森-」を開催。
2015年
  • ムック本第4弾「猫のダヤンとわちふぃーるどの世界-ダヤンの絵本の世界を旅して」刊行。
  • TVアニメーション「猫のダヤン」の原作本第二弾ダヤン・コミック(2)『ダヤンとタシルの街の四季』、第二弾ダヤン・コミック(3)『ダヤンとわちふぃーるどの仲間たち』を刊行。
  • ダヤンの絵描き旅「イタリア」刊行。
  • コレクションブックシリーズ「ダヤンとうさぎの赤ちゃん」刊行。
  • 河口湖・木ノ花美術館にて「猫のダヤン30周年記念展」開催。
  • TVアニメーション「猫のダヤン 日本へ行く」の原作、作画を手掛ける。TOKYOMXにて放送。
2014年
  • タシールエニット博物館 (改変リニューアル版)刊行。
  • コレクションブックシリーズ「ダヤン 妖精になる」刊行。
  • ムック本第3弾「 猫のダヤンとわちふぃーるどの世界 ダヤンズコレクション」刊行。
  • 「ダヤン日本へ行く」刊行。
  • ダヤンの絵描き旅「ボルネオ 世界最古の森へ」、「イギリス・アイルランド-ケルトの不思議を訪ねて」刊行。
  • 「ダヤン誕生30年 池田あきこ原画展」を、神戸・大丸神戸店、仙台・藤崎、大阪・阪急うめだギャラリーにて開催。
  • TVアニメーション「猫のダヤン」の原作、作画を手掛ける。TOKYOMXおよびMUSIC LAUNCHER(全国23局 ) +CS MUSIC JAPAN TV内にて放送。
  • TVアニメーション「猫のダヤン」の原作本第一弾、ダヤン・コミック(1)「ダヤン、タシルの街に住む」を刊行。
  • 「ボルネオ緑の回廊」プロジェクトで「ダヤンの森Ⅱ」を購入。
2013年
  • 「ダヤンのめいろ」刊行。
  • 「だいすき ベベダヤン」刊行。
  • 「ダヤンのアートブック」刊行。
  • ムック本第2弾「猫のダヤンとわちふぃーるどの世界 30周年アニバーサリーブック」刊行。
  • 豆本劇場「ダヤンのたんじょうび」、「ダヤン、ふたたび赤ちゃんになる」、「マージョリーノエルがやってきた」刊行。
  • 「ダヤンの豆本セレクション」刊行。
  • 写真家・横塚真己人氏との共著、ダヤンと森の写真絵本「ねどこどこ?」刊行。
  • 「ダヤン誕生30年 池田あきこ原画展」を、東京・松屋銀座、鹿児島・山形屋、名古屋・ジェイアール名古屋タカシマヤにて開催。
2012年
  • ムック本「猫のダヤンとわちふぃーるどの世界」刊行。
  • 新長編シリーズ第2巻「ダヤンと恐竜のたまご」刊行。
  • 大阪・阪神百貨店、岡山・新見美術館にて「池田あきこ原画展 –ダヤンのアベコベアの月-」を開催。
  • 鏡リュウジ氏との共著による占いブック第2弾「ダヤンのフォーチュンカード」刊行。
  • 「ダヤンのクリスマスコンサート」が和歌山県有田川町・地域交流センターALECで公演される。
  • 同じく有田川町・ちいさな駅美術館にて原画展「雨の木曜パーティ」を開催。
  • 2010年より始めた寄付金で、ボルネオ保全トラストを通じ、ボルネオのキナバタンガン川岸、緑の回廊計画の土地の一部を取得「ダヤンの森」と正式に名づける。
2011年
  • 三度ボルネオを旅する。帰国後、ボルネオの森をテーマとした「森の音を聞いてごらん」刊行。
  • 「ダヤンのアベコベアの月」をテーマにした、アニメーションと四重奏の舞台が台湾・国家歌劇場で公演される。
  • 「ダヤンのクリスマスコンサート」と題した、アニメーションと四重奏の舞台が東京・白寿ホールで公演される。
2010年
  • 再びボルネオを旅する。ボルネオ保全トラストが行う緑の回廊計画に賛同し、作家としてまたダヤングッズの制作会社代表として協力を続ける決心をする。
  • 月刊誌モエの特集で描いた「森のささやき」他一連のイラストを使用したグッズの一部を寄付し始める。
  • 画集「ダヤンのアベコベアの月」刊行。
  • 長編ファンタジーの新シリーズ第1巻「ダヤン、クラヤミの国へ」刊行。
2009年
  • ポップアップ絵本「ダヤンのたんじょうび」刊行。
  • 大阪・阪神百貨店にて「池田あきこ原画展」を開催。
  • 月刊誌モエに掲載した「ダヤンとパリのこねこ会議」を刊行。
  • ボルネオを旅し、熱帯雨林が減っていく現状を知る。
  • 香港ランガムプレイスにてクリスマスデコレーション「わちふぃーるどクリスマス」を開催。
2008年
  • 酒田市美術館にて「池田あきこ原画展 『ダヤンのおいしいゆめ』から20年」を開催。
  • 初の絵本「ダヤンのおいしいゆめ」が出版20周年を記念して再刊行。
  • しかけ絵本「ダヤンから256のおめでとう」、「ダヤン256のだいへんしん」を刊行。
  • フランスを旅する。帰国後、「パリと南仏ねこ歩き」を刊行(2009)。
  • 「路地裏ねこ歩き」を刊行。
2007年
  • 長編ファンタジー第7巻「ダヤン、タシルに帰る」を刊行、わちふぃーるど創世の秘密を解き明かす大長編物語がついに完結。
  • 岡谷・イルフ童画館にて原画展「猫のダヤンの展覧会 池田あきこの世界」を開催。
  • 月刊誌モエに掲載した「ダヤンと時の流れ星」、「ダヤンと夢の約束」を刊行。
  • 切り絵に挑戦した「ダヤンの切り絵」を刊行。
  • 「ダヤンのクリスマスブック」を刊行。
2006年
  • クレイ技法に挑戦したコレクションブック第13弾「ダヤンのフールスディ」刊行。
  • 初の塗り絵本「ダヤンの塗り絵Ⅰ」を刊行、さらに「ダヤンの塗り絵Ⅱ」を刊行。
  • 長編ファンタジー第6巻「ダヤンと王の塔」を刊行。
  • 北欧へ旅行をする。帰国後、スケッチ紀行「北欧へ行こう」を刊行(2007年)。
2005年
  • 長編ファンタジー第5巻「ダヤンとハロウィーンの戦い」を刊行。
  • ドイツへ旅行をする。帰国後、スケッチ紀行「ドイツの古城とライン川を行こう」刊行。
  • 鏡リュウジ氏との共著による占いブック「ダヤンのタロットカード」刊行。
2004年
  • 長編ファンタジー第4巻「ダヤンとタシルの王子」を刊行。
  • 「新わちふぃーるど大図鑑」を刊行。
  • 「ダヤンとわちふぃーるど物語 池田あきこ原画展」を大阪・なんば髙島屋、東京・日本橋髙島屋、広島・八丁堀天満屋、福岡・三越、横浜・髙島屋、名古屋・松坂屋、出雲・平田本陣記念館、鹿児島・山形屋にて開催(~2006年)。
2003年
  • 河口湖・木ノ花美術館が、「猫のダヤン・池田あきこの世界」として、画集の中のタシールエニット博物館を模した展示棟を作るなど全館リニューアルオープン。
  • 平田市立旧本陣記念館にて「ダヤン、不思議の国へ 池田あきこ絵本原画展」を開催。
  • 月刊誌モエに連載をしていた「ダヤンカフェ」を刊行。
  • 長編ファンタジー3作を一つにまとめ、新たに描きおろしたカラーイラストで再構成した愛蔵版「ダヤンとわちふぃーるど物語」を刊行。
2002年
  • 長編ファンタジー第3巻「ダヤンと時の魔法」を刊行。
  • 東京・松屋浅草、名古屋・松坂屋、札幌・丸井今井にて「ダヤン、不思議の国へ 池田あきこ原画展」を開催。
2001年
  • 新潟・大和にて「ダヤン、不思議の国へ 池田あきこ原画展」を開催。
2000年
  • しかけ絵本「ダヤン、シームはどこ?」を刊行。
  • 長編ファンタジー第2巻「ダヤンとジタン」を刊行。
1999年
  • 朝日新聞社主催「ねこのダヤン 池田あきこ原画展」を東京・日本橋髙島屋、大阪・なんば髙島屋、横浜・髙島屋、郡山・うすい百貨店、神戸・大丸ミュージアム、倉敷・三越、広島・八丁堀天満屋、熊本・鶴屋、鹿児島・山形屋、京都・髙島屋にて開催(~2000年)。
  • わちふぃーるどの創世の秘密にせまる大長編ファンタジーを書きはじめる。
  • 第1巻「ダヤン、わちふぃーるどへ」を刊行。
1998年
  • 酒田市立美術館にて原画展「猫のダヤンとわちふぃーるどの不思議な世界」を開催。
  • 河口湖・木ノ花美術館開館。「池田あきこの世界」常設展示が始まる。
1997年
  • 笠間日動美術館にて原画展「猫のダヤンとわちふぃーるどの不思議な世界」を開催。
1996年
  • 画集「サウス風物詩」刊行。
  • 長野県小布施町立・おぶせミュージアムにて原画展を開催。
  • モロッコから、イタリアを旅する。帰国後、初のスケッチ紀行「モロッコへ行こう」刊行。
1995年
  • 初めての画集「タシールエニット博物館」を刊行。
  • 銀座・彩鳳堂画廊にて初の出版記念原画展を開催。
  • 河口湖町立・河口湖ミューズ館にて原画展を開催。
1994年
  • アニメーションキャラクターデザイン依頼を受け、制作スタッフと北極に渡る。
  • 以降、旅でのスケッチに強く興味を惹かれる。
1993年
  • 小学3年生国語教科書(東京書籍)新美南吉原作「手ぶくろを買いに」の挿絵を手がける。
  • コレクションブックシリーズ第一作「ダヤンのたんじょうび」を刊行。
1992年
  • 連続アニメーション「ヨーヨーの猫つまみ」(日本テレビ放映)の原作を手がける。
1988年
  • ほるぷ出版より、初の絵本「ダヤンのおいしいゆめ」刊行。
1987年
  • 長い間あたためてきた不思議な国わちふぃーるどの物語を、ダヤン中心に創りはじめる。
  • ショートストーリーを盛り込んだ、「12の月の物語」を刊行。
1984年
パステルと色鉛筆を使い、絵を描きはじめる。ペンネームを池田あきことする。
1983年
自由が丘に直営店わちふぃーるどを開店、店のマークとして猫のダヤン誕生。
1981年
娘を出産。
1976年
革工房の名称を「わちふぃーるど」とし、ギフトショーに出展。
革メーカーとして正式デビューする。
1975年
不思議の国わちふぃーるどをモチーフに革人形を作り始める。
1974年
子供の頃作った、オリジナルキャラクターのわちふぃーるどを自分のペンネームとして使いはじめる。
1973年
作品を持って革製品メーカーに売り込みに行き、版を手彫りして革の可塑性を利用した革版画の技法を教わる。
量産の利く革版画製品の生産依頼を受け、革教室の生徒をパートにして、母と一緒に革工房を立ち上げる。
1972年
鶴瀬の実家で母が革細工教室をやっていたため、革の可塑性に興味を持つ。
会社を辞めてアクリル・染料で革の表面に絵を描いたり、革の立体作品を作ったりしはじめる。
子供の頃作った、オリジナルキャラクターの「わちふぃーるど」を自分のペンネームとして使い、作品を路上などで販売する。
1971年
結婚して池田晶子となる。
1970年
青山学院短期大学国文科卒業、バトントワリング同好会。卒業後読売広告社入社。
1950年
東京・吉祥寺に生まれる。祖母、父国鉄職員、母、兄、妹の6人家族だった。
▲Page top